二世帯住宅
二世帯住宅とは、2つの家族が一つの家に住む居住形態のことです。一つの敷地に複数の世帯が住むことができ、土地の価格が高く単独での持家購入が難しい子世帯の現状と、高齢となってからの暮らしに安心感を求める親世帯の現状を相互に上手く解決する合理的な方法といえるかもしれません。
住まいの一部を共有すれば更に敷地を有効に使え、設備を全て二つずつ必要としなければ経済的でもあります。また融資の面からも、計画内容により、世帯ごとの各戸での融資や割り増し融資が受けられたり、親子リレーローンなどを利用すれば長期の返済計画も立てられます。
しかし、良い面ばかりではなく、年齢やライフスタイル、考え方の違う家族が共に暮していく家を計画することは難しくもあります。
どちらかの意見だけを反映して建てられた住宅は、後のことを考えれば二世帯住宅において決して良いつくり方であるとは言えません。
二世帯住宅の融資
融資においては、二世帯住宅で計画をすることで、親子での融資返済の期間をつないでいく親子リレーローンが、公庫では親子リレーローンより更に返済期間の長い超長期親子リレーローンを利用することができます。
また、二世帯住宅の形式が完全分離型の区分登記の場合、住宅金融公庫の融資を各戸で借りることが出来ます。
しかし、住宅金融公庫の場合は登記上の判断とは違い、二世帯が鍵のかかる扉で仕切ることが出来ても世帯間を界壁や界床で遮断されていなければ1戸と見なされてしまうという点に注意しなければなりません。借り入れの資格者が複数の場合でも、1戸の家では融資は1口となります。
他、公庫では450万円の割増融資制度が、民間では親子ペアローンにより借入れの割増が可能となります。